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コロナ感染の情報配信のあり方

2020年2月後半から、テレビもネットもトップニュースは全てコロナ感染の情報ですね。
それは今最も知らなくてはならない情報ですが、全てが必要で貴重な情報なのかは疑問です。

例えば、下記のネットに飛び交っている記事は厚労省の感染専門チームが発表した次の記事です。

『もし何も対策しなければ、60日で重篤患者数は85万人になり、医療崩壊で重篤患者の死亡率は50パーセントになるので、40万人の死亡者が出る』

 

というものです。

 

この記事を読んで頭にインプットされるのは、

死亡率50パーセント、40万人の死者というキーワードです。

しかし、何も対策しなければ、、というキーワードと、重篤患者の、、というキーワードは読んでいながら頭からスルーされてしまいます。

 

今現在、多くの店舗やサービスが休業を余儀なくされ、業務を続けている業種も圧倒的な減収で瀕死の状態です。

ということは概ね国民は自粛を行なっているという事です。

 

そんな中、何も対策をしなかった場合の仮定の数字を、、、

素人でも想像がつきそうな数字を、、

さも『私たちが分析しました』とドヤ顔で情報配信する専門家の頭の中はどうなっているのか?

もし、その数字を示したいなら、

 

『でも今みなさんが行なっている努力を、後どれくらい頑張れば、40万人の死亡者がどれくらいに減少できる』

 

というメッセージとワンセットでないと何の意味もありません。

 

こんな状況でも、社会を支えるため、自らの生活を維持するために、神経をすり減らして感染予防をしながら、必死に労働をしている人達が沢山います。

どうして、わざわざ恐怖心を与えるだけの情報しか出せないのでしょうか。

恐怖で警告を伝えるのは、クルーズ船の段階の話です。

 

これだけではありません。

毎日、毎日、累計の患者数、死亡者数が伝えられています。

それはそれでもちろん大事な情報です。

では何故退院した方の人数、人工呼吸から生還した方のインタビューなどの希望を与える情報が配信されないのでしょうか。

 

ショッキングな情報の方がネットでは拡散されます。テレビでは視聴率が上がります。

その事を十分に認識して、執筆者は事実の伝え方吟味して配信しなくてなりません。

 

例えば、、

● 何も感染予防をしなければ、30パーセントの感染率で、気をつけて予防していれば3パーセントの感染率

という事実を伝える時、

A  『しっかり予防しても3パーセントの人は感染します』

B  『しっかり予防すれば30パーセントの感染率を10分の1に減らせます』

同じ事を伝えていますが、感染予防に取り組む気持ちには大きな差が出ます。

 

今、ネット業者の私が言いたいのは、

恐怖の正体を見過らないようにしたい

とい事です。

 

病気には誰でもなりたくはないです。

しかし、誤解されるのを承知で書くなら、

この病気にかかっても、大部分の人は身体の辛さと心の不安を何日か耐え抜けば回復する事が出来ます。

もちろん、重症化する方にとっては重大な病ですが、今のネットの記事やテレビのニュースを見ていると、まるで映画のように人類が絶滅するような錯覚を与えられるのです。

テレビのニュースなど、テロップの背景にいかにも恐ろしそうなウィルスの顕微鏡写真を映す演出が必要でしょうか。

 

現在、1日の感染者は500人弱、

一方、交通事故の死傷者は1日1500人です。

それでも、毎日交通事故に合うことに恐怖を感じながら過ごしている人はそれほどいないのではないでしょうか。

なぜなら、みなさん交通事故のリスクを認識して、

【ちゃんと信号を守る】 【スマホ見ながら運転しない】 【道を渡る時に左右見る】

そうした注意を払って生きているからです。

 

ではなぜ交通事故が増えても非常事態ではなく、コロナウィルスは非常事態なのか。。

 

交通事故は日常生活を送りながら予防が可能ですが、ウィルスは予防するためには日常生活を止めなくてはならないからです。

自粛をする意味は、一日も早く元の自由で文化的な毎日を取り戻す事が目的なのです。

本当の恐怖の正体とは、病気そのものではなく、今の状態が続いていく事です。

 

しかし、コロナに関する情報の多くは、病気そのものの恐怖を過大に伝えすぎている気がします。

 

『道を渡る時に信号を守る。』

『外から帰ったらしっかり手洗いとうがいをする。』

どちらも根底にあるのは死傷に対する恐怖です。

でも、それを行う時のメンタルには大きな違いがあります。

交通事故に対する予防は、その恐怖を心が克服した上でリスク回避をしており、手洗いとうがいは、恐怖心にのしかかられながら行なっていると言う事です。

 

この状況を早く正常な状態に戻すために、私たちは今叫ばれている感染予防を徹底して、重症化リスクの高い人を守っていかなくてなりません。

そして、それは信号を守ったり、左右確認をしたりと同様に恐怖を克服して行なっていかなくてはならないと思います。

このまま恐怖を煽る情報に翻弄されながらの自粛生活を続けていては、知らず知らずのうちにストレスが続きメンタルに亀裂が入ってしまいます。

結果的に、医療関係者や生活必需品の提供を続けてくれている方たちの心が折れてしまったら大変なことになります。

 

今、私たち情報を配信する側に立つものは、その事しっかりと認識して、一つの事実を隠す事なく、歪める事なく伝えながらも、一つの情報をそのまま無責任にコピペして拡散することは避けるべきです。

その記事に含まれる情報をしっかりと解釈して自分なりの表現で再編集して拡散すべきで、それが出来ないWEBマスターは今の時期は配信をやめるべきです。

闇の向こうに一筋の光を見つけられるように一語一句吟味して配信しなくてはいけないと感じている今日この頃です。

 

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