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ユーザーはどのような時にホームページを検索するのか

一言で”ホームページ検索”と言っても、ユーザーの目的は様々です。

「美味しいレストラン」「美容室の予約」「近くの歯医者さん」「水道のDIY修理」などそれぞれの目的の情報をインターネットから探し出そうとしています。

ですが、私が考えるにネット検索は大きく分けて2つに分類できるのではないかと思います。

それは、

「ポジティブ検索」と「ネガティブ検索」

です。

この2つがどう違うかと言えば、


「ポジティブ検索」
今ある状態よりより良い状態にするための情報収集
★0からプラスに移行


「ネガティブ検索」
現在困った状況にある要因を、平常に戻すための情報収集
★マイナスから0に移行


ちょっと分かりづらいかもしれませんので、例を挙げると

「ポジティブ検索」
旅行に行きたいので旅行先を探す
明日のランチのレストランを探す
服が欲しいので好きなブランドの商品を調べる

など、

「ネガティブ検索」

歯が痛いので歯医者を探す
水道が水漏れするので、自分で修理する方法を探す
アンチエイジングの化粧品を探す

など。

この2つの間のグレーゾーンに位置する検索ワードもありますが(美容室探しやお掃除関連)大まかにはこの2つのカテゴリーに分類できるのではないかと思っています。

 

そしてこれは私見で、何のエビデンスもありませんが、、

 

ポジティブ検索するユーザーより、ネガティブ検索をするユーザーの方がより真剣に情報を求めている気がいたします。
つまり、ネガティブ検索をしているユーザーの関心を引いた方がホームページは成果が上げやすいという事になります。

 

例えば、医療関係のホームページであったり、修理関係のホームページであったりと、その業種自体がネガティブユーザーを対象にしている場合、通常に業務の情報を載せるだけでネガティブ検索の対象になります。
しかし、飲食店、趣味・嗜好品、娯楽などのホームページはどのようにネガティブ検索ユーザーを引き付ければよいでしょうか。

その場合は、自身の業種関してユーザーが困った事例や失敗した事例をサーチする必要があります。
ユーザーの「楽しみたい」という欲求が過去に全て満たされたという事は無いはずです。
「楽しみたい」「欲しい」と言う欲求の満たすための情報収集の裏には、「がっかりしたくない」と言うリスク回避の気持ちが必ず存在しています。

このリスク回避のワードがネガティブ検索になります。

このリスクについて書くコンテンツを自社サイトでどうのように取り上げるかは非常に繊細で高度なコンテンツ作りとなり業種によっても違うために一概に述べることは出来ませんが、まずホームページとは

”運営者が伝えたい情報ではなくユーザーが知りたい情報を配信する”

と言う基盤に基づいて構築していくとよいかもしれません。

 

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