今は、ホームページと言うと9割9分商用サイトで、ホームページを検索するというのは企業なり商店なりのサービスや商品を調べることが目的です。
しかし、当社がホームページ制作業務を始めた当時はSNSやブログなどの出現以前で、まだまだ個人による趣味のサイトが沢山存在していました。
個人がインターネットで何か配信しようと思ったら、自分でホームページを作って公開するしかなかった時代です。
ある意味、作りは粗雑でも楽しいホームページが沢山ありました。むしろインターネットは今よりもずっと有益な情報が溢れている時代でした。
そんな時代によく目にしたホームページ上の表記で、今ではすっかりみかけなくなったパーツが沢山あります。
ホームページの冒頭によくこの定型文が書いてありましたね。
「ようこそ」と言われば悪い気はしません。 「いえいえどういたしまして」と言う気分になります・
今聞けば「当たり前じゃー!!」と突っ込みたくなりますが、当時は『自由にリンクしてもいいですよ』と言う意味でした。
リンクはるのにいちいちお断りをいれなきゃならんなら、そもそもGoogleは成り立ちません。
キリ番、、てなんだか知らない方もいるでしょう。
昔のホームページはよく”アクセスカウンター”が設置されていて、アクセスするたびにこれが1づつ増えるというものです。
今のアクセス解析でなく、単にページが開かれるたびにカウントされる数字で、ホームページ上で公開されていました。
自分がアクセスした際に数字が丁度キリが良い数字(001000, 001100など)になった場合「キリ番を踏む」といってました。
だからどうした、、と言う代物で、当然律儀に開設者にお知らせしても記念品でももらえるわけではありません。
ただ、こうしたところからネット上の交流が始まったりしていました。(当時はSNSの友だち申請なんかなかったので)
ホームページの多くが「お問合せフォーム」を設置していて、ユーザーからのお問合せを受ける事ができます。
この「お問合せフォーム」と言うのは、フォーム画面を作るだけならホームページ作成ソフトでHTMLの知識なしでも作る事が出来ますが、記入内容を送信するのは多少CGIの知識が必要になります。
昔からメールフォーム用の無料CGIが配布されてはいましたが、これを設置するにも少し知識が必要です。
こうした事をしらないまま、ホームページソフトでフォーム画面だけを作った場合、「送信」ボタンを押すとメールソフト(OUTLOOKなど)のメール画面が開いてしまい、「なら最初からメール使うわい!」と言う事態になっておりました。
一世を風靡した掲示板ですが、今はほとんどみかけませんねー。
SNSがなかった時代、ユーザー同士が双方向でやり取りできる掲示板やチャットは、まさにインターネットの醍醐味でした。
個人情報云々と言われる以前のモノでしたから、みなさん実名やメールアドレス、電話番号なんかまで平気で書き込んでました。
今だったらエライ事になりそうですが、それを見ても悪用しようなんて人もあまりいなかったのだと思います。
まだ、たった20年弱前の事なのに、インターネットって進化した分だけ窮屈な世界になってしまっています。
まあ、これはインターネットに限ったことではなく、テレビにしても報道の倫理とやらで昔は許されていたものが、今ではNGというモノが沢山あります。
8時だよ全員集合、なんかは今では内容が局の許可が下りないかもしれませんね。
テクノロージーが進化しても人間が進化しないから、だんだんつまらないものしか公開できなくなってきてる気がします。
話がそれました。。すみません。
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