先日「ホームページを作ったのに検索順位があがらない」という記事を書きましたが、
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検索順位を上げるにはコツコツとホームページを育てあげて検索エンジンに評価をしてもらうしかないと言うのが持論です。
実は、私、以前はSEOと言うフレーズやSEO業者が大嫌いでした!
なぜなら、SEOと言うフレーズが巷に広がってきた時代はまだ検索順位を上げるためのいくつかの手法が有効だった時代だからです。(Googleの判定の当時は単純でした)
そのため、ホームページの本質とは関係ないいくつものしかけ(?)を施し、ただの表示順位合戦が繰り広げられていました。
特にホームページ制作にSEO業者が介入してくると
やれ「このキーワードをH1に埋め込んで・・」
やれ「SEO用のページをこれだけ用意して・・」
やれ「この文章中にキーワードを5%程度埋め込んで・・」
、、と、ユーザーが読みもしないページでページ数だけが膨らんだり、単なるSEO用で内容が意味不明な文章を長々と掲載したり、、とホームページをめちゃくちゃにされてしまったからです。
しかし、現代の検索エンジンはそういった小手先の手法など通用しません。
トップページに限らず、サイト全体がキーワード検索をしたユーザーに対して求める情報をきちんと持っていれば評価は上がるのです。
例えば以前は 「スパゲッティー」にするか「スパゲッティ」なのかというアホみたいなSEO対策もありましたが、現代では「パスタ」と書いてもスパゲッティの検索キーワードで十分ヒットします。何についてのサイトなのかはコンテンツを吟味すればわかるのです。
ですので、現代のSEOは単語(キーワード)の一つ一つを気にするのではなく、
そのキーワードで検索したユーザーは何が知りたいのか?
という事を第一に考えてサイトを作れば、検索エンジンにも一定の評価は必ずもらえます。
例えばイタリアンのレストランなら、「パスタ」というキーワードはとても気になります。(やけにパスタに執着しますが・・)
しかし、イタリアンレストランの経営者なら、どうしてもユーザーはパスタ屋さんを探しているという想定にバイアスがかかりがちではないでしょうか?
現実には”パスタの茹で方”や”パスタの歴史”などユーザーの興味はそれぞれです。
その時に自社の店舗のアピールだけのホームページであるなら、「パスタ」と言うキーワードに対して決してユーザーライクなホームページとは言えないではないでしょうか。
パスタを提供する企業でのホームページであるなら、パスタについての有り余る知識を惜しみなく公開することで、ユーザーにとって有益なサイトに仕上がります。
実はこうした考えは、インターネットの原点でもあるのです。
インターネットが普及しだしたころ、ネット上は個人のホームページで溢れていました。
そこは、自分の趣味や知識や作品を自由に世の中に配信できるパラダイスだったのです。
ホームページの技術的なつくりは稚拙でしたが、内容はバラエティにとんでおりました
インターネットが常識になるにつれ、検索して表示されるほとんどのサイトは、プロが作った美しいホームページになりましたが、そのコンテンツはただのネットCMとなっているサイトがほとんどです。
(・・それで食べている私が嘆くのもなんですが・・)
だからこそ、今は「自分が知らせたいことではなくユーザーが知りたいこと」をベースに作られたサイトが評価されるのです。
。。
と言い切りましたが、、、
そんな豊富なコンテンツを制作当初から盛り込んでサイトを作るのは、時間も労力も予算も足りません。
そんな時にワードプレスは強い味方です。
初期制作段階では、自社のPRだけのホームページでもよいのです。
しかし、そのまま放置してはいけません。
公開後に改めて、ユーザーが知りたいであろう様ざまな情報を記事としてコンテンツに加えていけばよいのです。
ホームページはご自身の手で育て上げることが重要です。
初めのうちは
「検索エンジンにも表示されないこんなサイトの記事を書くなんて時間の無駄!」
と言う思いに陥ると思います。
しかし、そこで投稿したコンテンツは全てホームページの財産となって永久に残ります。
いつかその記事がユーザーをホームページへと招き入れてくれる日がやってきます。
そのころには検索順位も遥かに上位に表示されている可能性は大きいのです。
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