メタバース、NFT、などの言葉がメディアで取り上げられるようになったこのごろ。。。
WEB3.0時代というフレーズもよく耳にします。
WEB3.0とは一体なんでしょうか?
WEB3.0になると何が出来るようになるのでしょうか?
そもそも、、何故3.0なのか。
それは現在がWEB2.0だからです。
でもWEB1.0時代を知らない方々(現在の20代前半から10代?)にとっては、今インターネットで出来ている利便性は当たり前のことなので、現在がWEB2.0だと言う認識もないは当然でしょう。
世の中の一般の人がインターネットを使いだした時代をWEB1.0と言います。
もっともWEB2.0に移行してから、それ以前の時代を1.0と呼びだしたので、この当時はWEB1.0という認識はありませんでした。
WEB1.0時代はどんな時代だったかというと、、
まずインターネット通信は今のように常時接続ではありませんでした。
ネットにつなげるためにはモデムから電話回線を使って、各プロバイダーが設置しているアクセスポイントという番号にダイヤルアップをしてはじめてプロバイダーのサーバーと通信が出来る。。といった儀式が必要でした。
こう書いても、もの心ついた時から常時接続だった方達にはピンと来ないかもしれませんね。
通信料金も現在のように定額制ではありません。
接続時間に応じてチャリンチャリンと料金が上がっていきました。
調子に乗って夜中ネットを徘徊してるととんでもない料金になりました。
さて、この時代多くの人にとってのインターネットとは
ネット上にある情報はWEBサイトを開設できるスキルがある一部の人が配信する情報に限られていて、ユーザーがネット上に何かを配信するには
主に掲示板という書き込みスペースを使っていました。
2チャンネルなどの巨大掲示板もはやりました。
つまりインターネットを利用するには、何かしら管理者が用意した世界にアクセスして、そこから情報を収集する
という使い方です。
これはまだ、テレビやラジオといった従来のメディアと似たような感覚ですね。
そこから時代は移り変わり、NTTからISDNという高速通信が始まり、すぐにADSLという常時接続の時代がやってきました。
常時接続になると接続料金も月額の定額制になり、
みんなが料金を気にせずに常にインターネットとつながっている時代に入りました。
実は何をもって1.0や2.0と呼ぶのかは定義づけされているわけではないのですが、
大体このころからWEB2.0時代と言われだした記憶があります。
そして、ユーザー側は、、
ブログというサービスが盛んになりました。
それまでも掲示板という情報配信の場はありましたが、掲示板は
管理者が開設している掲示板を使わせてもらっている
という形になります。
対してブログは自分のブログは自分が管理者であり、特別な知識なしでも自分のブログを開設し、そこから世界に向けて自分の情報を配信できる時代になったのです。
これは現代の、インターネットの利用方法の基盤で、インターネットが大きく前進した瞬間でした。
このスタンスをベースにして、そこから
ツイッター フェイスブック インスタグラム
という今では沢山のユーザーが使っているSNSへと発展をしていきました。
現代では普段意識しない用途でも様々な形でインターネットが生活に介入しています。
1.0時代では、ある種の娯楽であったインターネットですが、2.0時代に入ると社会のインフラにまで発展していったのです。
WEB2.0で、一般ユーザーが自由にインターネットで発信できるようにはなりましたが、
それにはあくまでもそのシステムを管理する場所に登録をしなくてはなりません。
つまり、、
アメブロでも、ツイッターでも、フェイスブックでも、インスタグラムでも、
その組織が管理するシステムを使わせてもらっている事にはかわりません。
そのシステムが消えてなくなればあなたのSNSやブログも消えてなくなります。
極端な話、SNSの組織があなただけを締め出す事も可能ですし、あなたのSNSに勝手に何かを書き込むことも可能です。
これを
と言います。
対して、現在普及しつつある仕組みに
というものがあり、これを
と言います。
WEB3.0時代はこのブロックチェーンを使ったインターネット技術がベースになります。
ブロックチェーンについて説明するととても長くなりますが、、(実は私も概念しかわかっていない)
「中央集権 管理」では管理者が所有する唯一のデータベースに(バックアップ用に複数はありますが)全ての情報が格納されているのに対して、
ブロックチェーンは『ノード』と言われるネット上の台帳のようなものが世界中のPCに存在しており、全く同じデータがシンクロしています。
仮に、どれか一つのノードが破損や改ざんを受けた場合も、他のノードとの整合性が取れなくなるのでネットワークから外れてしまい他のノードでシステムは継続していきます。
このノードの中に、そのシステム上で行われた全てのやり取りが一定数の単位でブロックとして格納されて、ブロックは時系列にハッシュ値という、唯一の値でチェーンのようにつながっています。
だから、どこか一つのブロックの中身を改ざんしても、その前後のブロックと整合性がなくなるので、全てのブロックを書き換えなくてはならなくなるので、事実上改ざんは不可能と言われています。
このブロックチェーンを使った技術はビットコインという仮想通貨=暗号資産で世に放たれました。
仮想通貨は、投資という側面が強いですが、インターネット上では実際に通貨として存在しております。
現実世界で仮想通貨を使えるところはないので、日本円やドルに換金して使う必要があるので、投資商品のような扱いを受けています。
円やドルは各国家が管理をしていて、その価値をコントロールしています。
だから紙幣というただの紙切れに全員が共通の価値を与えています。
ところが仮想通貨は管理する人がいない、、というか、ブロックチェーンを使って全員で管理しています。
と言っても仮想通貨を持っている人が常日頃不正がないか監視しているわけではありません。
やっぱり、、よくわかりませんよね(^^;
私もなんとなくのイメージしかつかめません、、実は。
WEB3.0になったら、ブロックチェーンを使った様々仕組みが始まります。
どうなるというのは、未来のことなので(すぐそこに来ている未来ですが)分かりませんが
今あるツイッター フェイスブック インスタグラムやYouTubeなどは衰退していくのではないのかなあ。
新しく何が出てくるのかは、、様子をみましょう。。
結局役に立たない投稿ですみません、、
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