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webPの使い道

WebP(ウェッピー)はGoogleが開発した新しい画像形式で、.jpgや.pngと比較するとファイル容量をかなり軽減することができます。
特に.pngから変換すると画質の変化が気にならないレベルのダウンジングでも40~50%程度減らすことが出来る優れものです。
WEBページの読み込み速度はユーザーのストレスを軽減する事はもちろん検索順位にもかかわってくるので
重要なのですが、、、ではwebPが今後広く使われるようになるかというと、ちょっと疑問です。

そもそも、webPがリリースされたのは2010年ですから、もうかれこれ10年近く経過しています。

当社は.webPをレンダリングできるブラウザはほとんどなかったため、巷で見受ける事はありませんでしたが、今ではIEを除くほとんどのブラウザできちんと表示されるます。

しかし、いまだにwebP形式の画像がインターネットで主流になっていない原因はまず、、

Adobe系の画像ソフトで扱えない

というのが大きな原因ではないかと思っています。

ホームページを制作する過程で、初期のデザインがそのまま納品まで変更がないことは稀で、さらにホームページのリリース後も数か月は微修正が入ることが多々あります。

例えば、『背景色をもう少し暗く、、、』などの修正をした際に、のっかている画像の明度が明るすぎて目立ちすぎる。。
また、.jpgで背景を透過してない場合などは、四角い枠が表示され画像の背景をページの背景に合わせる必要などが出てきます。

そのたびに.webPを直接画像ソフトで使えないと、変換前の.jpgなり.pngで修正をし再度.webPに変換して、、という手間が発生してしまいます。

ですので、私は1000pxを超えるような大きめの画像だけを.webPにするだけで、コンテンツページの細々した画像までは変換していません。

そしてもう一つ、、、

ページ容量が軽いに越したことはありませんが、重くて開かないWEBページってそんなにあります???

 

よほどの作りでなければ、家庭用のネット環境でひたすら待たなければ開かないページって最近お目にかかりません。

これは、昔に比べて通信速度がかなり早くなっている恩恵です。

たまにモバイルを4Gで通信しているときに延々と開かない事はありますが、

これはページの重さというよりその時の通信状態のせいだったりします。

今後、モバイルは5Gになり、家庭用の接続も10Gプランなどが主流となると、画像ファイルの容量を軽くしても

0.5秒が0.3秒になりました、、、みたいなマクロの話になってくるのでないでしょうか?

そういう意味ではwebPって、ネットの進化に逆行する最新技術のような気がしております。

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