私が日ごろホームページを管理しているお客様で、最も作業量が多いのが川崎市にあるTESLAの認定工場です。
電気自動車のTESLAを専門に扱う工場で、結構な大きさの工場(2階建て)に隣接する事務所の内の建物からWiFiを飛ばして、工場の内の中継器で工場全体に電波を回しています。
それでも通信速度が遅めなので、これを改善するミッションを遂行します。
まず、根本的にプロバイダーとの通信プランが現状1GBなので、10GBプランに変更します。
これだけで事務所内の環境はかなり速度が上がるはずですが、
問題は工場内。
現代の車は全てコンピューター制御されていて、各部のデータなど機材とPCをつなげてネットで取り込むようなことが日常です。
そこで、WiFiも6に変更しようかという案が出ましたが、、
工場内のPCのほとんどはWiFi5マシンなので、その恩恵を受ける事は出来ません。
(そういう私のマシンも5ですが)
一台のマシンはなんとWiFi4でした。
ちなみにWifi5 と WiFi6の速度差は1.4倍程度らしいので、変更したところで劇的な変化があるかどうかは怪しいです。
そのためにWiFi6マシンと入れ替えるのは現実的ではありません。
ということで、結局とりあえず通信プランだけ10倍の速度にして、一度試してみることにしたのですが、
なぜこんなネタを書いているかというと、一般の方でもよくわからないままお店の店員さんの説明に流されて
高スペックの製品を買ってしまうことが多々あるからです。
WiFi6ルーター!! 最新だしなんか早そうだからちょっと高いけど買ってみよっと!
という感じでおうちに設置しても受ける端末が6に対応していなければ意味がありません。
もちろん6のルーターで飛ばした電波を5のマシンで受ける事には何の問題もありません。
ただ、5の速度のままですよ! ということになります。
ただし、スマホはかなり早くからWiFi6に対応しています。
iPhoneなら 11以降の端末は全て対応していたと思います。
お家でネットにつなぐのはほぼスマホで、オンラインゲームなんかをガンガンやる、、という方なら是非お勧めします。
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